アジアの旅で試してみたい交通手段

 アジアン・ツーリズムの醍醐味の一つは、その交通手段。アジアの交通事情といえば、砂埃をあげながら喧騒の中を走る車やバイク、自転車のイメージが強いですね。定員をはるかにオーバーして颯爽と走るバスやバイクはアジアン・エネルギーを見せつけてくれます。お客を乗せて走るバイクタクシーや、旅行者用のレンタサイクルも様々な国で利用できるので、安全運転に気を付ければ、自分のペースで旅を楽しみたい人には良さそうです。

 このほか新幹線やメトロ、ラグジュアリーな貸切りバスも増えてきましたが、現地の生活にとけ込む独特な乗り物もあります。インドやフィリピンでは、運転手の好みに合わせて電飾やビロードのカーテン、十字架やヒンドゥー教の神さまのお面など、豪華なデコレーションがほどこされた長距離バスやタクシーが目立ちます。アジアン・スタイルなのは外見だけでなく、一度乗り込んでみると大音量でラジオやカラオケが流れ始め、ハイテンションな運転手が歌いだすことも。また、インドやバングラデシュでは自転車式の人力車、リキシャが盛んで、最近は電動式で近代的デザインのオートリキシャも増え始めているようです。カンボジアにはオートバイが引くリキシャ、トゥクトゥクが浸透しています。ベトナムでは客を前に乗せて後ろからこぐ、シクロが一般的。インドネシアのロンボク島では、チドモと呼ばれる馬車が、今でも車に混ざって走っているようです。メコン川の流域では手漕ぎボートやモーターボートが重要な交通手段です。こうした移動手段、輸送手段は、長く現地の人に気軽に利用されてきました。

 さらに、モンゴル南部から中央アジアにかけて広がるゴビ砂漠、タクラマカン砂漠などでは、今もラクダが大切な交通手段となっています。

 アジアン・ツーリズムを現地の人々と同じ目線で楽しむには、ローカルな交通手段を利用するのが一番です。ただ、気をつけなければいけないのは、値段をごまかされたり事故にあうこと。もちろんなかにはとても親切な人もいるので、無用なトラブルは避けつつ、旅を満喫したいですね。

 

http://corigge-market.com/?mode=cate&cbid=670157&csid=0

投稿日:2016.09.12